海外旅行といえば必ず持っていくのはスーツケース。
ガラガラ引きずって持っていくのが恒例行事であるとともにあまりの小回りのきかなさにうんざりすることも多いです。
スーツケースは名前の通り「スーツ」を皺なく鞄に収納して運ぶには最適だとは思いますが、普段の気軽な旅行でしかもタキシードを着る予定がないなら、あえてスーツケースで行く必要があるのでしょうか?
安いスーツケースも出ていますが、スーツケースはたいていは海外旅行に行く時くらいしか使う機会がありません。
年に3回も5回も海外旅行に行くならまだしも、それほど出番のないスーツケースにお金を費やすのは節約を志すものとしてはやはり躊躇してしまうのです。
そんなズボラな節約派が今回おすすめしたいのが、普段使いもできるバックパックなのです。
機内持ち込みサイズで機動性もバッチリ
海外旅行であっても荷物は機内持ち込みサイズが良いです。
「え?機内持ち込みサイズで足りるの?」
そんな声が聞こえてきそうですが、1ヶ月も2ヶ月も滞在するのでなければ、荷物は極力少なくするのが上手な旅のコツというもの。
旅行の目的が「着替え」でないことは明らかなので、軽快に活動できる必要最低限の荷物で行くのが合理的です。
ワタシは登山にはまっていたこともあり、荷物の軽量化には気をつける習慣ができてしまいました。
持っていくものは自分で背負わなければならないので、余計なものを持っていくことは自分を苦しめるだけなのです。
同じ装備であればできるだけ軽いものを選び、一つの用途しか使えないものではなく兼用できるものを選ぶようになりました。
海外旅行でもポイントは同じです。
ポイント
軽量・コンパクト・兼用できる
また、機内持ち込みサイズであれば、ターンテーブルで荷物を待つ時間も必要なくなります。荷物をロストするリスクもなくなるのです。ターンテーブルで荷物を待っていても一向に出てくる気配がない。全ての荷物が乗客に受け取られて自分の荷物が出てこない。そこで荷物がなくなったことに気が付く。この時間。考えただけでも嫌になります。
ビジネスクラスなら先頭で荷物を受け取れますが、ビジネスクラスの人たちよりも後に飛行機を降りても、機内持ち込みサイズの荷物なら、荷物をもったまま飛行機を降りてそのままサッサとビジネスクラスチームを追い越して出国手続きに移れるのです。
タイム・イズ・マネー
時間の節約はお金の節約にもなるのです。
機内持ち込みサイズならビジネスクラスの差額の半分くらいは得をしているとも考えるようにしています。
機内持ち込みサイズなら
荷物ロストの心配なし・時間短縮=お金の節約
ハードなスーツケースよりもバックパックの柔軟性
ワタシもスーツケースの機内持ち込みサイズをしばらく使っていました。
アマゾンで格安のスーツケースですが、コロコロもスムーズで軽量で値段以上の価値を見出していました。
しかし、スーツケースという「構造上の不便さ」を最近は痛感するようになりました。
スーツケースだと、何か取り出したり何かを中に入れたいときに、ガバっと全部スーツケースを開けないといけないのです。
ホテルならまだ良いのですが、空港でスーツケースを開けるのはちょっと気が引けます。
ましてや海外の空港でガバっと開けるなんて持ってのほかです。海外ではスーツケースを持っているのは日本人と決まっています。その日本人を狙っている泥棒は、ガバっと開けたスーツケースの中身を遠くから見ています。
スーツケースの中身を確認して、金目の物が入っているなら、「盗んでください!」と言っているようなものです。
泥棒もスーツケースを盗んでも開けてみたら汚い洋服ばかりでは仕事になりません。「絶対に金目のものを手に入れられる」との確信がなければ時間の無駄だし、捕まるリスクと釣り合いません。捕まっても割に合うようにするには、事前に中身を確認してから、安全に盗むのが合理的です。
スーツケースは旅行の途中で開けられないのです。
その点、バックパックやソフトスーツケースなら、チャックの部分からさっと必要なものの出し入れができるのです。
これはかなり便利です。
ハードなスーツケースを持っていても、結局は機内持ち込み用の身の回り品のセカンドバックを持ったりします。
その役目をバックパックやソフトスーツケースの「チャック」部分がその役目を果たしてくれるのです。
つまり「兼用できる」ということです。
これで、スーツケースと比べてもセカンドバックの分だけ荷物を減らすことができるのです。
バックパックとソフトスーツケースのどちらにするかという部分は、簡単に答えが出ます。
「軽さ」を基準に考えれば良いのです。
スーツケーススタイルは、コロコロと引手の分だけでも重くなります。
どんなに軽量化されたスーツケースでも、バックパックの軽量さには到底敵いません。
グレゴリーのバックパック・コンパス40
手前がグレゴリーコンパス40 奥がアマゾン格安スーツケース
今回、新たに買ったのはグレゴリーのコンパス40。
グレゴリーのお店に行って店員さんに色々聞いて買うことを決めました。
グレゴリーは山用のバックパック・バルトロ65リットルを愛用していて、その機能性と品質を実感しているため、安心して購入することができます。店員さんの知識もしっかりしているので、なおさら安心です。
底の部分にはゴルフシューズも楽々入ります
コンパスの良いところはいくつもありますが、バックパックの底の部分が別気室になっていて、しかも仕切りがフレキシブルなので、大きい荷物も入れることができるようになっています。この部分には、通勤時ならランニングシューズやウェア・水着などのジム用品や自転車グッズを入れることができます。旅行用ならゴルフシューズやビーチサンダルや水着などの濡れてしまったものを別収納してメイン気室の荷物を濡らさないように分けて収納できるのです。
メイン気室へのアクセスは背中側になるので、チャックをむき出しにして歩くことにはならないので、スリの多い海外の人込みでも安心です。
箱形の蓋のように開く収納方法は地味ですが便利です。スーツケースだと荷物を取り出すにはスーツケース二つ分のスペースが必要になります。蓋のように開閉ができるタイプは、省スペースでの開閉も可能になります。このタイプなら狭いホテルなどではスーツケース置き場だけでも荷物の出し入れができるのです。
また、山用のバックパックではバック上部からしか荷室にアクセスできなものが多いです。これだと、奥行きが深い場合は、底の方に入れた荷物を取り出すには、手前の荷物を全部出さなければならず、不便なのです。
このタイプのようにガバっと開閉できると、取り出ししたいものに素早くアクセスすることができるのです。
バック上部の小物収納は機能的
バックの上部にはチャック付きポケットが付いていて、取り出すことの多い小物収納ができます。これもチャックは首側についていて、しかもチャック入り口があえて狭く作られているので、背後から背負っているバックのこの部分に手を伸ばして中身を盗もうとしても、すぐに気が付くようになっています。
サイドには山用では必須のコンプレッションコードが付いているので、荷物が少なければコードを調整することでバック自体を薄くコンパクトにすることができます。さらに山用でも必須のサイドポケットもついているので、移動中のペットボトルなども差しておくことができます。
背面はシンプルなつくりになっていますが、背面両サイドにリング状のコードが隠されているので、この部分にカラフルなドローコードを付けることで山用リュックによくあるようなメッシュ状の簡易荷物入れを自作できます。「コードのカラーを変えれば、自分なりの個性を出すこともできますよ」「カラナビがあれば荷物をぶら下げることもできますよ」とは、山用カバンの店員さんらしいおすすめでした。
背面右側からのアクセスできるもうひとつの収納スペース
背面部分のメイン気室とは逆側にも収納入り口があり、この部分にはノートパソコンがゆったり入るサイズのスペースがあります。きちんと畳んだワイシャツもここに入れておくことができます。
コンパス40はシンプルなデザインなので、旅行用だけではなく通勤用や出張用にも使えます。自転車通勤や帰りにジムに寄る人にも荷物はたくさん入るし機能的に分けられるので、おすすめです。
おすすめポイント
- 収納力40リットルは、機内持ち込みサイズサイズの中で最大級の収納量
- パンパンに入れないときでもコンプレッションコードでサイズをコンパクトにすることができる柔軟性
- 旅行以外の日常使いもOKなシンプルなデザイン
- 重さは980gの超軽量
- 山でも安心のグレゴリーなら品質も素材も耐久性も問題なし
グレゴリーのバックが欲しくなったら、お得に買おう
高機能で多機能なグレゴリーのコンパス40
早速買おうと思っても、ちょっと待った!
どうせ買うなら少しでもお得に買いましょう。
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