Amazonをよく利用するズボラ派ならアメックスカードでお得に
日ごろからアマゾンをよく利用しています。
もちろんPrime会員。
配送は速いし、Fire TV でPrimeビデオも無料で見まくっています。
Fire TVは面白すぎてHuluもNetflixも加入する始末。
我が家の日常にはアマゾンが浸透しまくっています。
まだアレクサはおらんけど。
でも、色々使っている割にはあまりポイントが貯まらないのが、アマゾンさんの唯一の不満点。
Amazon Mastercardなら、アマゾン利用で1.5%~2%のポイント還元となりますが、
あのカードフェイスと「アマゾン専用」カードを街中で使っている人を見たことがなく、
なんとなく、そのまま還元率1%でマイルも貯まる別のカードを利用していました。
最近海外旅行に行く機会が増えてきたので、
海外旅行で活躍するカードを入手しようと色々調べていたら、
アメックスならアマゾンで3倍のポイント還元率3%となるとの情報を得たのでした。
アメックスカードなら、Amazonで3%ポイントが付くのです。
しかも、Yahoo!,JAL,HIS,iTunes store,App storeなども3%というズボラ派にはうれしいおまけ付きなのです。
が、しかし、世の中そんなに甘くはないのだ。
アマゾンカードとアメックスカードを比較するとどうなのか
では、アマゾン専用のアマゾンマスターカードとアメックスカードを比較してみるとどうなのでしょうか?
やっぱりアマゾンマスターカード・ゴールドカードはすごいですね!
三井住友お得意のリボ払いの小技を利用することで、ノマールのマスターカードよりもお得になります。
「よし!アマゾンマスターカードのゴールドカードに今すぐ入会だ!」
とはならないのが、ズボラ派です。
- リボ払いの初期設定がめんどくさい
- リボ払いの設定を忘れる自信がある!
- リボ払いというものが信用できない
- アマゾンポイントのためだけのカードというのが、なんか非効率
- カードがダサい
ズボラ派としてはこんな点が気になってどうも食指が伸びないのが、アマゾンマスターカード。
たしかに、アマゾンマスターカードのポイント還元率は良いです。
たしかに、アマゾンマスターカードの年間維持費も安くてお得です。
さらに、アマゾンマスターカードはアマゾンプライムデーでもポイントアップします。
でも、アマゾンプライムデーでいつも買い損なう。
アマゾンプライムデーで何を買いたかったのか忘れる。
結局、何も買えないプライムデー。
それがズボラ派のプライムデー。
あと、ズボラ派としては、アマゾンカードはアマゾンにしかお得感がないのがなんかつまらないのです。
他にもメリットというか、お得なボーナスを求めてしまうのが、ズボラ派なのです。
で、アメックスはどうかというと、
色々と手数料がかかります。
まず、アマゾンを3倍にするためには、カード年会費以外に「メンバーシップリワードプラス」に年間費3,240円を払い、さらに「ボーナスポイントプログラム」に無料登録する必要があります。
メンバーシップリワードプラスはマイル還元率をアップするために必須なのですが、ポイント移行するときだけ登録する裏技があったので、ボーナスポイントプログラムを追加することで、「移行時だけ登録する輩からも年間費をきちんともらおう」という当たり前の発想からの改善なのでしょう。
もちろん、アマゾンPrimeの年会費は別途かかります。(当たり前か)
ただ、アメックスのリワードポイント(RP)は分かりにくいです。
RPをそのまま商品券等に交換すると、100円=1RP=0.3円相当となり還元率は0.3%です。
これをANAの航空券に交換すれば、100円=1RP=1ANAマイルとなり還元率は1%になります。
ANA以外の航空券に交換する場合は、100=1RP=0.8マイルとなり還元率は0.8%です。
で、アマゾンで買うとこれが3倍になるので、
RPをそのまま商品券等に交換すると、100円=3RP=0.9円となり還元率は0.9%です。
これをANAの航空券に交換すれば、100円=3RP=3ANAマイルとなり還元率は3%になります。
ANA以外の航空券に交換する場合は、100=3RP=2.4マイルとなり還元率は2.4%です。
ただし、ANAのマイルに交換するには年間5,000円(税別)の手数料がかかります。
しかも、年間40,000マイルまでとの上限があります。
これは3%のANAマイル還元率だと年間133万円の利用であっさり年間上限40,000マイルに到達します。
また、他の航空会社のマイルに交換するなら、上限はなく2.4%の還元率になるのです。
で、トータルでかかる年間費用を考えるわけです。
- アマゾンマスターゴールド:4,320円
- アメックスグリーンカード:21,100円+5,400円=26,500円(ANAマイルに交換)
- アメックスゴールドカード:39,460円+5,400円=44,860円(ANAマイルに交換)
そして、アマゾンマスターとアメックスとの還元率の差は、わずか0.5%
この金額差は還元率だけではとても埋まりません。。
アマゾンマスターゴールドとアメックスゴールドカードでは10倍の年会費の差があります。
ふつうに考えたら、アマゾンカードで還元を受けるのが合理的で正解です。
しかし、ズボラでありながら欲張りなワタシは、どうしてもアメックスに魅力を感じてしまうのです。
アメックスカードにあって、アマゾンカードにないもの
アメックスにあってアマゾンカードにないものがいくつもあります。
- アマゾン以外での買い物のポイントアップ
- Yahoo!,JAL,HIS,iTunes,App store,Apple Musicなどで3倍
- マイル等にポイントを交換できる
- アメックスプロパーカードの特典いっぱい(イベントへの参加など)
- カードフェイスがかっこいい
- 浪漫がある
アマゾンカードはアマゾン専用カードなので、アマゾン以外での買い物では1%どまりです。
アメックスの今回のポイントアップは「ボーナスポイントプログラム」という新しいプログラムなので、アマゾン以外の買い物でもポイントが3倍のポイントが付くのです。さらには、競争の激しいクレジットカード業界ですから、アメックスの3倍対象が今後も拡大されていくことが期待されます。
お得が大好きなズボラ派にとっては、アメックスを持っているだけでお得な買い物先が増えていったとしたら、この上ない楽しみなのです。
アメックスの3倍の対象には、JALの航空券購入やHISでの航空券購入やホテル予約などが含まれています。
年に1回以上旅行をするとしたら、高額決済となる旅行関係のカード利用で3倍(還元率0.9%~3%)のポイントが付くことは、アマゾンカードでは旅行関係費用に支払いをしても1%しかポイントが付かないことと比べると、大きな差になってくるのではないかと思うのです。
アマゾンの年間利用額と旅行関係で支払う金額とでは、果たしてどちらの金額が大きいでしょうか。
また、アメックスはポイントをマイルや年会費、各種商品やイベントに交換できるためり、アマゾンポイントにしか還元できないアマゾンカードと比べて、アメックスの方がはるかに自由度が高く魅力的に感じます。
特にマイルに交換する場合は、高還元カードに早変わりします。
ANAマイルに交換する場合は、5,400円の年間手数料がかかりますが、ANA以外の14の航空会社のマイルに交換する場合は、手数料も不要でマイル交換の上限なしで2.4%の交換率でマイルに交換できるのです。特にブリティッシュエアライン(BA)でJALの国内線航空券とマイルを交換することができます。
最後にロマン。
これはもう合理的とか理性的とかそういう問題ではないですね。
カードを所有する喜びみたいなものでしょうか。
店舗でアマゾンカードを出すかアメックスを出すか。
もちろん、アメックスなら浪漫いっぱいの特典もついています。
どのカードが良いか
結局、どんなカードが良いのでしょうか。
ズボラ派的な結論を一応出しておきましょう。
- アマゾン命の方:アマゾンマスターカードゴールド
- とてもマメな方:アマゾンゴールドと他の高還元カードの2枚持ちで使い分ける
- 高還元マイル命:アメックス
- ズボラな浪漫派:アメックス
アマゾンの買い物が多くて、節約したい方はアマゾンマスターゴールドカード、とにかくマイルを貯めたいかたはアメックスも選択肢に加えてみてはどうでしょうか。